意識高い系中島diary

都内在住。意識高い系大学生の見聞録。Twitter ID @Nakajima_IT_bot

僕らは「今」に全力で勝負をかけなければならないんだ。

 

 

 質問に答えるシリーズ、今回はこんな質問が届いた。

 

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高校二年生の方からの質問である。

 

まず客観的に状況を整理してみると、

 

・質問者さんは男性で好きな女の子がいる

・告白する気はある

・ただ大学受験があるのでその時期について悩んでいる

 

といったところだろうか。

  

単刀直入に言わせてもらおう。

 

 

今すぐアプローチしろ。

 

 

以上だ。

 

 

 

  

いや半分冗談だ。

 

 

 

さすがにこれで終わらせる気は無い。

 

 というか今回はかなり力を入れて記事を書いてみたのでぜひ最後まで読んでみて欲しい。

 

 

 

まず僕から言わせれば、”大学受験の有無は関係ない”ってことだ。

 

 

確かに受験において恋愛は障害とされることが多い。

四六時中女の子のことを考えて勉強に頭が回らなくなっては大変だ。

 

 

しかしだ。だからと言ってその子への想いを秘めたまま悶々として受験まで過ごした方がよっぽど勉強に集中できないはずである。

 

いつまでも好意を胸に秘め、受験が終わるその日まで待つというのはとても辛いだろう。

 

”最近LINEのアイコン変わったけど彼氏でもできたのかな?”

”昨日いつもと違う方向から帰ってたけどまさか彼氏にでも会ってたのかな?”

 

 

そんなことばっかり考えてしまうことだろう。

もうこの思考はほとんどストーカーである。

 

 

いや、思春期の男児は8割型ストーカーと同じだ。

 

とにかく想いを告げられずに悶々と過ごすことはそれだけでも毒だ。猛毒だ。勉強は愚か恋心ばかり募り、ストーカーじみた狂気を抑えきれなくなって終焉を迎えることが多い。

 

例えばよくありがちなのが相手の彼氏の有無を探ろうとする

 

”もしよかったら今度一緒に勉強しない??あ、こんなこといったら彼氏さんに怒られちゃうか笑”

 

 というLINEだ。

 

断言しよう。こんなLINEを送ったら100%キモがられる。まず探りを入れるという行為が間違っているし、自信がないのが丸見えだ。

 

もちろんこんなLINEはキモいと後から冷静に考えれば分かるはずだが、恋に焦がれる思春期男児はその事実に気がつかない。いつかは向こうから声をかけてくれる。そんな奇跡を信じ来る日も来る日も祈り続けるのだ。

 

 さっきっからなんども言っているように、相手の真意がわからず悶々とする日々はあらゆる集中力を奪い去ってしまう。

 

 そんなことになるならさっさと相手にアタックした方がいい。その方が勉強のため、そして君の将来のためだ。

 

 受験なんて気にせず今すぐデートに誘おう。

 

 それに恋愛のせいで受験に落ちるなんてことはないと僕は思っている。

 

 好きな人のために男子が発揮する力は予想をはるかに上回る。

 

 実際僕の中学時代、友達の1人がやたら最近練習を頑張ってると思ったら”次の大会に彼女がくるからいいところを見せたいんだ”と目を輝かせていた。

 

 彼の名はスズキ。

 

 そのまま猛練習を積んだ彼は初めてレギュラーの座を掴み次の大会で4打数3安打5打点の大活躍

 

 おまけにセカンドだった彼は二遊間を抜けるヒット勢のあたりを二度もダイビングキャッチした。

 

 あんなにかっこよかったスズキを僕は初めてみた。

 

 ベンチに戻るたびに彼女に手を振るのだけは気に食わなかったが、まさにあの時のスズキは広島の鈴木誠也に負けないくらい”神って”いたのだ。

 

 つまり僕が言いたいのは恋愛の力はいい方に作用させればとんでもないパワーを発揮するということだ。

 

”一緒にあの大学に行こう!”

 

とか

 

”あの大学に行ったらすごい!”

 

とか、なんだっていい。

 

自分と相手のモチベーションに変えることができたらこっちのもんだ。

 

 だいたい受験を言い訳に告白できないのは甚だおかしい。君が本当に彼女のことが好きならそんなものは関係ないはずだ。とにかく今すぐデートに誘おう。

 

さもなくば知らないうちにフラッとさらわれてしまうかもしれない。

 

 また僕の昔話になるが、高校の友人にアライという男がいた。僕は彼ほど優しくユーモアにたけた男をみたことがない。誰からも好かれる紳士な男、それがアライだった。

 

 そんなアライは文化祭で運命的な出会いをする。たまたま見かけた他校の女の子、マキに一目惚れし、勇気を出して連絡先を交換。さらに行動を起こし、一緒に映画にも行った。

 

 そろそろ告白するのかと思っていた矢先、彼はこんなことを口にした。

 

 ”僕は半年後、マキに告白しようと思ってるんだ。”

 

 それを聞いた僕は愕然とした。

 

 世界恐慌を切り抜けた旧ソ連の五カ年計画よろしく、アライはマキをその手にするため、六ヶ月計画を立てたのである。

 

 一国を世界レベルの不況から守るためには五年という月日が必要だったが、

1人の女の子の心を射留めるために六ヶ月は長すぎる。

 

 人の心は移ろいゆくもの。僕たちは魅力的なものに惹かれ、ふらふらと心はさまよい歩く。

 

 況や女心をや。

 

 鉄は熱いうちに打てとはよくいうが、まさにアライの場合もそうだったのだ。

 

 数回デートを交わした出会って3週間くらいに想いを告げればうまくいったかもしれない。

 

 しかし真面目で素直なアライは時が経つのを待った。そして出会って一ヶ月半を過ぎてからデートはおろか、LINEの返信すら来なくなった。しかしアライは待ち続けた。

 

 真の愛は長い時間をかけて花を咲かせるものだと。

 

 今はまだ蕾にしか過ぎない、長い冬にあるのだ。

 

 やがて再び春が訪れ、僕らの愛は花を咲かし、幸せな未来がやってくる。

 

 しかしアライに春は訪れなかった。それにLINEの返信すら来なかった。

 

三ヶ月後にはすっかりLINEは来なくなり、アライの恋は半年を待たずして終わりを告げた。

 

あとで友達伝いで分かった事だが、マキはアライと出会った一ヶ月後には彼氏ができていたそうだ。しかし彼氏の有無も聞けず、ひたすら待ち続けたアライはその事実を知ることはなかった。

 

断念するまで費やした三ヶ月は完全に無駄だった訳である。

 

 

 

この三ヶ月という時間はとても長い。高校生活における三ヶ月は12×3=36ヶ月分の3ヶ月。実に高校生活の1/12 を叶うことのない恋愛に捧げてしまった訳だ。

 

 

仮にこの状況が質問者さんに起きたらどうなるか考えてみよう。

現在高校二年生の五月ということで、受験が終わるのが高校三年の二月だとするとそれまでに22ヶ月ある。

 

 高校生活の22/36=11/18。

 

 実に半分以上の期間、彼女に好意を抱き悶々として過ごすことになる。

 

 これがうまくいけば全く問題ないが、その22ヶ月の間に彼女に彼氏ができたりする可能性は非常に高い。それに若い女の子は存在するだけでモテる。

 

 

クラス、部活、バイト先、文化祭、行き帰りの電車、もうどこもかしこも出会いの場だ。

 

 君が何もできずに時が経つのを待ってるうちに誰かに持ってかれてしまう可能性が非常に高い。

 

 それに気づかず二度と戻らない高校生の22ヶ月を棒に振るのは非常に勿体無い。

 

 僕が常日頃、いますぐアタックしてダメならさっさと次に行けと偉そうにアドバイスしているのはこれが理由だ。

 

 貴重な僕らの若い時間を、意味のない”待ち”に費やすことはできない。

 

 実際に僕も待って待って待ち続けて結局うまくいかず、時間と労力を無駄にした経験が何度もある。

 

 そう、人生は待ちゲーではないのだ。

 

 

思い立ったら今すぐ行動。そうすることで成功をつかむことができる。

 

 

 先延ばしにしていては大きな成功を逃してしまうのだ。

 

 

 

 1974年、ビルゲイツはたまたま手に取った雑誌”ポピュラーエレクトロニクス”に感銘を受け、すぐさまコンピュータの開発に取り掛かった。

 

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”行動するなら今まさにこの瞬間なんだ。一年早くても半年遅れてもダメなんだ。今、やらなくちゃならない。”

 

同じくハーバードに通っていたアレンをゲイツは説得。

数ヶ月間寝る間も惜しんでその瞬間に全力を賭けた彼らは見事、BASICインタプリンタを開発。

 

数十年後、ビルゲイツは世界一の大富豪となった。

 

 

そしてアメリカから遠く離れたアジアの島国日本。

 

ここにも今を全力で駆け抜けた1人の青年がいた。

 

 孫正義青年は高校時代、当時の日本マクドナルドの社長藤田氏の”ユダヤの商法”という本を読んで心から感動した。

 

 その衝撃にいてもたってもいられなくなった彼は単身九州から上京し藤田社長に直接面会を申し込んだ。

 

 そんな無謀な青年との面会を受け入れた藤田社長は正義にこう言った。

 

 ”私の時代は戦後間もない時期だったから食料が足りなかった。だから私は食べ物に目をつけてビジネスを始めた。今は食べ物は豊富にある。これからはコンピュータの時代だ。これからもっともっと小さくなって必要なものになる。アメリカでコンピュータの勉強をするといい。”

 

 

この言葉を受け正義はすぐさま短期留学へ出発。アメリカのカリフォルニア大学へ旅立った。

 

 アメリカでの短い生活は今後の正義の人生を決定づけるほどインパクトの大きいものだった。日本では在日韓国人3世として受けた差別もここでは存在しない。いろんな国から来たいろんな学生が自由に学び自由に行動している。

 

 正義の前に道が拓けた。

 

 帰国後、すぐさま正義は両親にこう切り出した。

 

 ”僕は高校を辞める”

 

 当然ながら両親は猛反対。それでも正義の信念は揺るがなかった。

 

 ”アメリカに行くなら今しかない。人生は短い。若いうちに行動しなければ、後悔する。”

 

 なんとか両親を説得した正義はアメリカへ渡り、氏にもの狂いで勉強をした。編入して1週間後、高校一年生だった彼は校長に直談判し特例で高校三年生に進級。

 

 それでも物足りない彼はすぐに大学入学のための検定試験を受験。

 

 食事中もトイレでも教科書を片時も離さず勉強した彼は試験会場のドアを叩いた。

 

 が、日本とは全く違うタイプの大量の問題に手が止まってしまった。

 

 しかしそれでも正義は諦めなかった。

 

 ”お願いだから試験時間の延長と辞書を貸して欲しい。日本語ならこの試験問題を絶対に解ける”

 

 こんな無茶なお願いは当然試験官に却下された。

だが正義は諦めない。あなたがそういうならばと職員室へ向かい先生に教育委員会に電話をかけてもらった。

 

 正義の熱意に負けた教育委員長は彼の申し入れを認めた。

 

 そして辞書の使用と試験時間の延長を認められた正義だが、具体的に何時まで延長という指示がなかったのを都合よく解釈し、彼はひたすら机に向かった。

 

 

何時間も何時間も。

 

 

予定の終了時刻から8時間後。彼はようやく席をたった。

二日目の試験も8時間以上延長し、最終日の試験が終わったのは日付が変わった頃だった。

 

 そして正義は見事試験に合格。

 

 アメリカの高校生活を終えるまで、わずか3週間の出来事だった。

 

 その後の彼の活躍については触れるまでもないだろう。

 

 

 

 

歴史上の偉人たちは決まって重大な決断を下してきた。

 

彼らは決して時代を先取りしたわけではない。誰よりも早く、思い切って決断し、今を全力で生きてきたのだ。

 

 ビルゲイツも、孫正義も、彼らの決断があと一年遅ければマイクロソフトもソフトバンクも生まれてなかったかもしれない。

 

 僕らは今を全力で生きなくてはならない。

 

 ”Le vent se lève, il faut tenter de vivre."

ー風が立っている。私たちは生きようと試みなくてはならない。

 

 過去でも未来でもない。

 

 今刻々とすぎて行く現在において後悔のない決断を下すことで、より良い未来を手にできるはずだ。

 

 

 おっと、恋愛相談の話からかなり話題がそれてしまったが、僕が言いたいことはこうだ。

 

 ー僕らは「今」に全力で勝負をかけなくてはならない。

 

 これは僕自身に対する戒めの言葉でもある。

 

 とにかく全力で今を生きる。そうやって偉人たちは成功を掴んできた。

 

 

僕も必死に今を楽しんで、いつか必ず成功してみせよう。

 

 

 

勝てば官軍―成功の法則

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