意識高い系中島diary

都内在住。意識高い系大学生の見聞録。Twitter ID @Nakajima_IT_bot

Twitterをやってないけど学生起業してITで一発当てたい友人と飲んだ話

 

 

 どういうわけかこのブログを始めて以来、僕の周りには意識の高い人達が集まるようになった。

 

 

僕自身こうやって匿名でブログを書いており、このことは周りの友人には話していない。しかしブログを始め、刺激を求めて行動が外交的になったためかそういう意識の高い人達と会う機会が格段に増えた。

 

外国人観光客の案内をするボランティアを毎週している人、プログラミングでアプリを作っている人、クラウドファンディングで事業を興す人。そういう人が周りに増え始めたのだ。

 

そんなある日、彼らのうちの一人に飲みに誘われた。以前入って一週間でやめたプログラミングを教えてくれる学生団体に所属していた人で、友人と呼べるか怪しいが学部が一緒でたまに授業で顔を合わせ挨拶するくらいの仲だ。

 

たまたま講義で隣に座っていて、そのまま一緒にお昼を食べる流れになり、もうすぐ夏休みで少し余裕ができるから飲みに行こうという話になった。

 

以前の僕であればそんなに親しくもないのにいきなり飲みに誘ってくる意識が高い人に遭遇するとちょっと引いてしまっていたが僕は変わった。いろんな人と会うのは楽しいし、必ず学べることがある。「行こうぜ」と返事をし、二週間後、新宿の居酒屋で一緒に飲んだ。

 

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彼と会ったのは大学一年生の時だったのだが、当時と比べればすっかり垢抜け、黒のジャケットに白のTシャツを合わせ洗練された大学生の格好をしていた。

 

最近何しているかお互い話した。

彼はそのプログラミングの学生団体は一年のうちにやめ、その後しばらくしてちゃんとしたプログラミングスクールに通っているということだった。iPhoneのアプリを作るためのSwiftという言語を学んでオリジナルのアプリを作っているらしい。

 

話を聞いてみるとアプリ以外にも精力的にいろんな勉強をしていて、株や仮想通貨の勉強もしているようだった。とても意識が高い。

 

彼の口癖は「学生時代に何か爪痕を残したい」だった。

 

今勉強しているプログラミンの知識を使ってIT分野で事業を興し、一発当ててみたいとしきりに語っていた。最初はこいつはすごいと思いながら話を聞いていたのだが、次第に彼の話に違和感を覚えてきた。

 

僕自身何も成し遂げた人間ではないので本当は偉そうなことをいう権利はないのだが、彼がいわゆる”意識高い系”に見えてきてしまったのだ。

 

僕自身この記事で意識は低いより高い方がいいと言ったが、それでも高いだけで何も生み出せなければあまり意味がないと思う。

 

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おまけに彼はTwitterを使ったことがなかった。インスタはもちろんのことFacebookも使ったことがないと言っていた。

 

 

 

これはいかん。と思った。

 

 

 

僕はTwitterを愛している。今まで作ったアカウントの数は50を超えている。目的の数だけアカウントを作り、色々な世界に触れてきた。

そして今この世界は変わりつつあるということを教えてくれたのは新聞でもテレビでもなく、他でもないTwitterだった。

 

 

 

Twitterほど瞬発的で色々な人の意見が見られるメディアはないと思う。まず何より手軽さが他の媒体と格段に違う。スマートニュースなどのアプリが人気を博しているが、コメントするにはハードルが高い。NEWSPICKSはより高いレベルのコメントを重視し、実名と職業を登録した人のみコメントができるようにしてどんな立場の人がどんな考えを持っているのか分かり易いようなシステムを作ったが、その反面、匿名での自由な書き込みができなくなったことで多様な意見は失われてしまったと思う。

 

2chなどの掲示板はすでにコミュニティが出来上がりそれぞれの個性があるためなかなか馴染みのない新規の人は入っていきにくい。一方、Twitterは自由だ。陰キャも陽キャも関係ない。誰でも自由な投稿ができる。

 

特にトレンドはとても便利で、リアルタイムで今何が話題になっているのかが知れ、キーワードで検索すればどんな人がどんな反応を示しているのか手に取るようにわかる。

 

ネットの世界には明らかに流れというものがある。ブラック企業撲滅やLGBTなど性的少数者差別撤廃の動きもTwitterから広まっていったといっても過言ではない。

 

自由な生き方もTwitterから広がっている。ホリエモンこと堀江貴文氏は300万のフォロワーを抱え、百獣の王・武井壮氏にも100万、現代の魔法使い・落合陽一氏や、えんとつ町のプペルで話題になったキンコン西野氏、剛力彩芽の彼氏のZOZOTOWN・前澤友作氏、彼のもとで働く炎上しっぱなしのエクストリームサラリーマン・田端信太郎氏。

 

僕は彼らをフォローしており山のようにツイートが流れてきて洗脳されてしまったのかも知れないが、彼らの発言はアツい。

 

意識高い系を揶揄する人からは煙たがられる彼らだが、明らかに新しい時代の流れを感じることができる。彼らは一貫して「好きなことをして生きろ」と僕らにメッセージを放っている。僕自身ブログを始めたのは彼らの影響が大きい。とにかくTwitterは時代の流れを逐一追える最高のツールだと僕は思うんだ。

しかしそのTwitterをやっていない起業願望のある友人は彼らを誰一人として知らなかった。いや、知ってるからいいことがあるという訳ではないけど、Twitterをやっていさえすれば彼らのつぶやきを目にする機会はあるはずで、もっと大きなアクションを起こす足がかりとなる可能性があったはずだ。

 

 

 

というかそれ以前に、Twitterはトレンドを真っ先に教えてくれる。特にITなんてのは日々変わっていくニーズに合わせ作り上げていくものだし、その分野で起業したい人にとっては絶対確認しておかなくてはならないものだと思うんだ。

 

それにインスタだって大切だ。Twitterにはまっている人はインスタに抵抗を持っている人が多い気がするが、その影響力は絶大だ。インスタグラマーという一般人と芸能人の境目のような人が何万ものフォロワーを抱えインスタ映えする投稿をし、何万ものいいねをもらっている。

 

彼女たちがどっかの会社の製品を投稿すれば次の日には飛ぶように売れ、どっかおしゃれなお店に行けば次の日から行列ができる。企業や店側とタイアップしていれば莫大な広告料が入ってくる訳で、もう立派なビジネスである。

 

このインスタの流れも捉えることが重要で、やはりITで一発当てたい人は見ておかなくてはいけないのでは?という気持ちがしてしまった。

 

 

 

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もう一度Twitterに話を戻そう。トレンドを追うのが便利なことに加え、Twitterはものすごい拡散力を持っている。ツイートがバズれば数百万以上のアカウントの注目を浴び、瞬く間に有名になることができる。僕自身、毎月のツイートインプレッションは1000万近くあり、そのおかげでブログもたくさんの方に読んでいただいている。

 

ここで大事になのはTwitterでのフォロワーが多ければ、作ったもののクオリティに関わらずより多くの人がとりあえず触れてくれるという点だ。もちろん作ったものが素晴らしければプロモーションをせずとも売れるが、Twitterで流れを分析し、それに合ったものを作り、フォロワーに向け拡散すればスタートダッシュを切れる。

 

このフォロワーの増やし方にはコツがあって、いつかまとめて記事にしようと思っているが、例えばトレンド一位のハッシュタグをつけてツイートするとインプレッションがあっという間に万を超える。こんな感じでやっていけばフォロワー1000人を獲得するのは簡単で、そこで宣伝すれば100人はあなたの作品を見てくれるだろう。そこからリツイートで広がっていけばバズり、いきなりヒットする可能性もある。やはりツイッターの力は侮れない。

 

僕はそんなSNSの計り知れない影響力を彼に話したのだが、驚いたことに「使い方がよくわからないから」という理由で断固として断られてしまった。

 

それはさすがにいかんだろう。これからいろんな人に使ってもらうインターフェースを作りたいのにその程度のアプリを使いこなす自信がないのは先が危うい。それに時代の流行を知らず、一生懸命作ってリリースしたものが時代遅れで見向きもされなかったら意味がない。本当に大丈夫なのだろうかと心配になってきた。

 

おまけに彼は「学生時代に爪痕を残したい」としきりにいうもののプログラミングスクールに入って一年経ってもまだ一円も稼げていなかった。

 

入塾費用10万円で、さらにSwiftを使うため15万円のMacBookProを購入。月々の月謝が3万円で彼のバイト代は全てそのプログラミングスクールに消えている。

 

しかし彼には焦る様子はなく、むしろ好きな勉強をするために身を粉にしてバイトをし、いつかデカいことをする希望を持つ自分に酔っているような感じがした。

 

 

 

結局のところ、彼が自分で満足し、誰にも迷惑をかけていないのであればそれに越したことはないのだが、僕がもしその立場にいたらそれでは物足りない。

 

偉そうなことをいうが、僕にとって経験はお金を産んでこそ価値があると思っている。勉強や読書はやってそれで終わりじゃ何も生み出せず、アウトプットして初めて価値を持つんだ。

 

特に今の時代は誰でも簡単にビジネスを始めやすい。メルカリで自作のグッズを売るもよし、プログラミングでアプリを作るも良し、ブログを書き始めるも良し、投資をするも良し。どこにだって可能性は転がっているんだ。

 

そんな中、一方的にお金だけ取られ未だ何も生み出していないというのは少し動きが遅いのではないかと思ってしまった。結局彼は「お金がなくてバイトして、そのせいでアプリ作る時間がない」と嘆いていた。それならクラウドファンディングを始めて資金を募ったらどうかと勧めたが、クラウドファンディングという言葉すら初耳で、仕組みを説明したが「危なそう」と言われこれまた断られてしまった。

 

 

 酒も周り始め「ITで世界を変えたい」とどんどん大きな夢を語り出す彼を見ながら、ネットの世界に入り込むのもありかもしれないよと思いつつ、僕もちびちびとお酒を飲んだ。

 

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高い意識を持つ彼に僕がとやかくいう資格はないが、自戒の意味も込めてその日の思ったことをまとめてみた。

 

 

今の時代、ネット無くしては生きていくことすらままならない。この世は間違いなく情報社会だ。知ってる、知らないで生活の質は全く違うものになり、誰でもすぐにスマホからネットに繋がれる今、あれもこれも知らないでは済まされない。

 

 

特に何か新しい面白いことがしたい人は、適切にネトに触れ、有益な情報を取捨選択し、組み合わせていけば、自分だけのコンテンツを生み出せるはずだ。

 

そして、それを発信していく術を身につければ、立派にネットを使いこなし何か大きなことを成し遂げる足がかりになるだろう。