始めから終わりまでパソコンの画面しか映らない映画「search/サーチ」が面白過ぎた

 

 

「search/サーチ」はまさに”新しい”映画だった。

 

なぜ”新しい”のか。

 

なんとこの映画、上映時間102分の間ずっとスクリーンに映し出されるのはパソコンの画面のみ

 

物語が全てパソコンの画面上で進行していく新感覚サスペンスムービーなのだ。

 

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16歳の女子高生マーゴットはある日突然姿を消し、行方不明事件として捜査が始まる。娘の無事を信じたい父親のデビッドはマーゴットが家に置いていったパソコンにログインし、手がかりを探ろうとする。

 

マーゴットのTwitterやInstagram、Facebookからヒントを得ようとするデビッド。しかしそこには活発で人気者だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていたのだった...

 

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映画を観る前、はっきりいって僕はパソコンの画面しか映らない映画が面白いわけがないと見くびっていた。そんなの退屈すぎるし、どう頑張っても臨場感がない。しかし僕の期待はいい意味で裏切られた。

 

ネタバレはしないので安心して読み進めて欲しいのだが、父デビッドが娘のSNSにログインして彼女の情報を探していく様がものすごくリアルなのだ。

 

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そしてこの手のパソコンを使って手がかりを見つける系の映画は天才ハッカーが登場して僕らには理解できない難解な方法で事件を解決してしまい話についていけないことが多いのだが、search/サーチは違う。

 

 

 

デビットはただのお父さんで、TwitterやInstagram、Facebookといった誰でも使えるSNSでのみ手がかりを探していく。

 

娘のFacebookにコメントしている男の名前をエゴサしたり、Google画像検索で娘がインスタに上げていた場所を特定したり。僕らでも何度かしたことのある方法で情報を集めており、まさにインターネット社会といった感じで「あー、俺も好きな子の名前でエゴサしてたなあ」なんてことを思い出した。

 

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そして中年のおじさんはやはりSNSに疎い。

そんな状況でも行方不明の娘を見つけるため必死にTwitterやInstagramを調べるデビッドの姿がものすごくリアルだった。

 

 

一方でパソコンの画面しか映らないという斬新な演出ももちろん面白いのだが、何よりサスペンスとしてストーリーがしっかりしている。僕は泣ける映画ばかり観るのでこのようなサスペンスはほとんど観ないのだが、今回は久しぶりに最初から最後までストーリーに引きこまれた。純粋にサスペンスとしても楽しめる映画だった。

 

ぜひ一度劇場に足を伸ばして観て欲しい。もうすぐ上映終わっちゃいそうだから、みんな急いでね!!!

 

ちなみに今回も六本木のTOHOシネマズで観た。近日中にまた六本木で最近話題のボヘミアン・ラプソディを観にいく予定である。

 

観る前からテンション上がってます。楽しみすぎる。

多分僕の好きな映画なので、絶対泣いちゃう。

 

観る前からハードルが上がっちゃってるけど、感想も後々アップする予定だ。

 

今日12月1日は映画の日らしい。

たまには映画館で映画を観るのもいいね。

 

それではみなさん、素敵な休日を。

 

 

 

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