愚痴をこぼすのは時間の無駄だ

 

SNSを見てると他人の揚げ足とったり全く論理的なじゃない批判、いわゆる「クソリプ」を送る人を目にするが、他人に口出しするのは本当に時間の無駄だと思う。気に入らないならミュートすればいいのに、なぜわざわざ口出しするのか、全くその心理が分からない。

一方で自分がいかに悲惨な状況にいるか相談してくる人もいるが、それも分からない。例えば僕の質問箱に「大学受験に失敗してこの先どうしたらいいか分からない」「就活が辛くてやめたい」「お金がなくて苦しい」などの相談が来るのだが、時間の無駄だと思う。愚痴をこぼしたところで状況が変わるわけではない。何も効果がないことに時間を割くのは無駄以外の何ものでもない。

そして僕は誰かの人生に責任を持てない。自分の経験上、こう考えて行動することで楽しかった、良かったことを文章にして発信しているが、それはあくまで僕個人の場合に限るので、みんながみんな同じようにそれを実行したところでうまくいく保証はない。なのでそういった漠然とした質問に関しては答えない。答えたとしても参考にする程度で盲信するのはやめていただきたいと思っている。

さらに言えば、そういう質問を匿名でしてくる時点でダメそうなのが目に見える。匿名で、なんの個人情報も教えてもらってないのに、自分の人生を好転させるようなアドバイスを求めるのはナンセンスだ。何も確かな情報がないのに何を答えればいいのか。答えたとしても大雑把なものになってしまう。責任は持てないけど、僕なりの考えを文章にして発信することはできるので、もし質問がある人がいたら堂々とDMを送ってほしい。

さていきなり愚痴をこぼすのは無駄と言い放ってしまったが、そんな状況をどう打開すればいいか自分なりに考えたので書いていく。言いたいことはただ一つ「自分の人生に自分で責任を持とう」ということだ。これは当たり前のことなんだけど、いざ意識しようとなると難しい。僕たちは何かうまくいかないと、どうしても環境のせいにしてしまう。実家が貧しいから、友達に裏切られたから、景気が悪いから、政治がおかしいから。他人のせいにすれば楽ではある。しかし他責のままでは何も変わらない。ここで頭に置いておきたいのは「他人を変えるより自分が変わる方が簡単」ということだ。政治が変わるのを待つより、景気が上向くのを待つよりも、自分で頑張って状況を好転させる方が容易い。他責でいるうちは何も変わらない。

そして自分の人生に自分で責任を持つことは、あらゆる意思決定を自分で行うことを意味する。「就活が辛い」「会社が辛い」などの質問をもらうが、答えは簡単「辞めればいい」それだけだ。別に大学を辞めたところで死ぬわけじゃない。会社を辞めてもバイトでもして食いつないでいくことはできる。そういう回答を過去にしたら「なんて無責任なことを言うんだ」と罵られ挙句の果てにブロックされてしまった。彼は何がしたかったのだろう。「はい、これで頑張って」と100万円あげるとでも思っていたのだろうか。それとも何か状況が劇的に変わるアイデアでも出すと思ったのだろうか。彼も同じく他責で生きていたのだと思う。自分の現状を打開するために誰かにアドバイスを求める。それも間違ってはいないが、あくまで他人の言うことは参考程度に収める必要がある。僕が言ってることが100%正しいなんてことはありえない。いろんな人の話を聞いた上で比較検討し、最後にどんな選択肢を取るかは自分次第だ。どんなに現状が辛いと愚痴をこぼされても、僕から言えるのは嫌なら辞めて好きなことすればいいというアドバイスだけだ。何度も言っているように、僕は他人の人生に責任を持てるほとんど偉いわけでも親切でもない。むしろ自分のことで手一杯だ。もちろん僕の発信を参考に誰かが幸せになってくれたらこの上なく嬉しいが、個人的に頼まれて人生を左右するようなアドバイスはできない。どうか各人が自分の頭で考えて判断できるようになってほしいと思っている。

結論、愚痴なんかこぼしたりクソリプを送る暇があったら少しでも現状を打開するために自分の頭で解決策を見出した方がいい。他人から来る話に得する話は基本ない。辛いときに忍び寄ってくるのはあなたを助けたいからではなく、弱みに漬け込んで搾取するためだ。信頼できる人以外、基本的には疑ってかかった方がいい。そしてその疑えるようなリテラシーをつけるには自分の頭で考えるしかないのだ。ぜひ愚痴ってる暇がったら読書なり、尊敬できる人と会うなどして現状を打開してほしい。僕からは以上だ。

 

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