転売は商売を学ぶのに最高に役立つ
「転売」は商売を学ぶのに最高に役立つ。
僕自身、転売をやってたおかげで今がある。
一般的に「転売」と聞くと悪いイメージがあるが、そんなのは世間一般の考えだ。
転売をすることで商売を身をもって学ぶことができる。
この記事では「稼げるオススメの転売グッズ!」なんてしょうもないモノは書かない。
僕自身が転売を通して学んだこと、転売をすべき理由について論理立てて書いていく。
この記事を読んで「転売」=「悪」ではなく
「転売」=「商売に役立つ」という認識に変わっていただければ、とても嬉しい。
では早速始めよう。
YouTubeでも語ってるので聞き流したい方はぜひこちらもお願いします!
1. 転売始めて本当に賢い人に出会えた
この記事を書いているということはもちろん僕も転売の経験がある。
大学1年のころ、時給1000円ちょっとでバイトするのが嫌で、そんなとき転売という方法が思いついた。
そこで僕が始めたのはApple製品の転売だ。
AmazonでiPadやMacBookを仕入れ綺麗にし、それをメルカリやラクマで3000円くらいで売るということをしていた。
「そんなんで売れるのか。」と思うかもしれないが、当時は売れた。
ここで学んだのは「世の中調べれば分かることを調べない人がたくさんいる」ということだ。
Amazonで調べれば僕がメルカリで少し高く売ってることなんて一発で分かるのに、それすら調べずに高い値段で買う人がいるのだ。これにより月3万ほど稼ぐことができた。
(ちなみに現在はフリマアプリユーザーのリテラシーが上がり、Amazonより安くないと売れなくなったので上記の方法は通用しない。)
このような転売の話をすると、大抵の人は顔をしかめる。
「転売」=「悪」と思い込んでる人がたくさんいるのだ。
一方で「それ最高じゃん!天才!」と言ってくれる大人もいた。
後の方で書くが、起業して成功してる人はほぼ100%転売の経験がある。
それは次の章で書く「転売で身につけられる考え方」が役に立つからだと自分は考えている。
このように転売を最高!と言ってくれる理解のある賢い人に出会え、転売トークをしていくうちに「そうか。バイト以外にもお金を稼ぐ方法っていっぱいあるんだ」と新しい発見ができた。
そして自分で転売し、いろんな人の話を聞くうちに、いろんなスキルが身についていった。
2. 転売で身につけられるスキル
①安く買って高く売るのは当たり前
転売で儲けるには「安く買って高く売る」以外にない。
そして「安く買って高く売る」は転売に限らずあらゆる商売の基本である。
僕が尊敬する物言う株主で村上ファンドを立ち上げた村上世彰氏も、インサイダー取引の疑いで有罪判決を受けた際に言い渡された判決文
「被告人は『ファンドなのだから、安ければ買うし、高ければ売るのは当たり前』と言うが、このような徹底した利益至上主義には慄然とせざるを得ない」
に対し、「安く買って高く売る以外の商売があったら教えてよ。これがビジネスじゃないか」と語っている。
3月5日放送「ガイアの夜明け」より
月額500円のテレビ東京BODで観れます。
そう。安く買って高く売るのは商売において当然のことだ。
それ以外の商売はない。
「転売」=「悪」と思ってる人は、コンビニで200円〜300円で買えるビールが居酒屋で700円で売られてることに怒るのだろうか?
お気に入りのブランドのバッグが、もともと1万円で仕入れて店頭で3万円で売られてることにブチギレるのだろうか?
安く買って高く売るのは商売で当然のことだ。
転売を始めることでこの商売の大前提を身を以て実感できる。
②需要と供給の理解と調べる力
では「安く買って高く売る」にはどうしたらいいか。
まずどんな商品が売れるのかを把握して品物を選ばなくてはいけない。
ここでAmazonやフリマアプリ、Twitterやインスタなどをみて、今どんな商品が人気なのかを調べる。
どこで何がいくらで売られているのか。
どの程度の値段で売れるのか。
どのくらい利益があるのか。
競合はいないか。
徹底的に調べ、商品を仕入れる。
利益がいくらでるか予想し、販売する。
この工程で自然と「需要と供給」を自分なりにつかみ、そして調べる力が身につく。
これはただバイトしているだけでは身につかない。
転売も立派な商売だ。
需要と供給を理解し、自分で調べ、値段を決定する。
これもあらゆるビジネスに通ずる必須の考え方だ。
③交渉力
そしてフリマアプリで物を売る際にはよく値下げ交渉が行われる。
ここで身につくのが交渉力だ。
できるだけ高値で売りたいこちらと、できるだけ安く買いたい相手。
交渉されるのを見越して少し高めで売ったり、おまけをつけて付加価値をあげたり。
僕の場合は、売れる値段より5000円高く出品し、商品欄に「値下げ交渉可能です」と書き、交渉されたら一気に下げるたり、
iPadにケースをつけて、その分高く売ったりしていた。
工夫をこらそうと思えばいくらでもできる。
他にもお得に見せるために商品画像に「通常3万円の品が50%オフで1万5000円!」など買いたくなるイメージ付けをしていた。
いかに買いたいと思わせるか。
いかに高値で買わせるか。
転売をすることで交渉力も身に付けることができる。
3. 起業は転売の先にある
先ほど「起業して成功してる人はほぼ100%転売の経験がある。」と書いた。
起業は転売の先にあると僕は考えている。
転売をしていると、あることに気がつく。
「これって単価が高いものにすれば一回あたりの利益増えるんじゃね?」
例えば1着900円のTシャツを1000円で売って100円の利益を出す場合、1万円稼ぐには100回売らなくてはいけない。
一方で1台99万円の車を100万円で売れば1回で1万円の利益がでる。
こっちの方が手間がかからず、よっぽど効率的だ。
「より単価が高いモノを売った方が1回の利益が大きくなる」
これに気が付くと単価の高いソフトウェアやロボット、はたまたホテルなどを作って売ろう!と規模が広がっていき、やがて起業に結びつくのではないだろうか。
また、転売をしていると
「これ誰かと一緒にやって効率上げた方が儲かるんじゃね?」とも気がつく。
自分で仕入れから販売まで担当して1日1着売り上げるより、複数人で分担して作業を効率化させた方が儲かる。
先ほど触れたソフトウェアやロボット作ったり、ホテル作ったりも1人でやるより、誰かとやった方が断然効率がいい。
そして誰かを巻き込んだり雇ったりするにはお金がかかるので、銀行などから融資を受けて資金を作ることになる。そして融資を受けるため、チームとして仕事をするために会社を作る。という流れになるのではないだろうか。
4. さあ転売を始めよう
僕は転売を始めたことで商売に大切な考え方が身についた。
安く買って高く売るのは当たり前だし、誰かにお願いして作業を効率化させた方が賢い。
そして周りの尊敬している賢い人たちはほぼ転売を経験しており、商売の原則を深く理解している。
凝り固まった固定観念で「転売」=「悪」と決めつけるのはあまりにも頭がカタい。
もちろん違法な転売はダメだが、違法ではない転売は大いにすべきだ。
別に儲からなくてもいい。
自分なりに何が売れるのか調べ、予算を組んで、仕入れて売って、交渉する。
この過程を経験するだけでかなり学びがある。
そして転売をしているのは圧倒的少数派なので、転売しているだけで貴重な経験を積んでることになる。
以上。転売は商売を学ぶのに最高に役立つ。
皆さんもぜひ始めてみてください。
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今日の記事です。
「転売」は商売を学ぶのに最高に役立つってことを書いたぜー!
「転売」=「悪」だと思ってる人はぜひ読んで考えを変えてくれると嬉しいぜー!https://t.co/qsxMCYZ06Z
— 意識高い系中島@就活するぞー (@Nakajima_IT_bot) October 24, 2019
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