みなさんは海外旅行に行ったことはありますか?飛行機代に宿代、食事代と、かなりお金がかかります。私、意識高い系中島もお得なサービスを探し、どうにか旅費を抑えてきました。しかし世の中には、航空券代だけで旅出てきて、宿も食事もホストが用意してくれるWorkawayというサービスがあるのです。今回はそんなWorkawayを広めるため大学を休学し世界を飛び回っている現役慶應生の宮田瑞希さんをインタビューしてきました!
<世界を飛び回り情報発信をする宮田瑞季さん>
1. Workawayって何?
“こんにちは!航空券代だけで旅できるWorkawayというサービスを広める活動をしているとお聞きしました!今日はよろしくお願いします。さっそくですがWorkawayについて教えてください!“
“Workawayは、お手伝いして欲しいホストと海外に行きたいけどお金に余裕がない学生をつなぐためのマッチングサイトです“
“世界177か国が対象で、4万人のボランティアがいます。会費を払って登録することで、世界中のホストとやり取りすることができます。“
Immerse yourself in local culture and community. Learn, teac…
“Workawayを使うことで、ホストの元で週5日1日5時間手伝いをする代わりに、宿や食事を提供してもらえます。つまり航空券だけ買って現地に行けば、それ以外お金を使わずにホームステイができちゃうサービスなんです!“
“私はWorkawayを使ってオーストラリア、スペイン、デンマーク、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、台湾、シンガポール、ニュージーランドの10か国、合計15回Workawayをしました!!!“
2. どうやってWorkawayと出会ったの?
“それはすごいサービスだ。Workawayとはどこで出会ったんですか?“
“高校の友達に「一緒にWorkawayしない?」と誘われたのがきっかけでした。彼女が親御さんを説得するためにWorkawayの使い方とか安全性を調べてるうちに、なんて素晴らしいサービスなんだ!と感動したんです!“
“実際にWorkawayを使ってどこでどんな体験をしましたか?“
“初めてその友達と行ったときは、友達の親御さんが納得してくれそうな治安がいいオーストラリアへ行きました。“
“オーストラリアでは、ほぼ毎食ご飯を作ったり、家の掃除、犬の散歩、子供と遊ぶ、みたいにホームステイを体験することが仕事という感じでした“
3. Workawayって何するの?
“Workaway先では仕事内容はどんなものが多かったですか?“
“家事やガーデニング、日本語をホストのお子さんに教えたり、ゲストハウスで翻訳を手伝ったりと、いろんなことをしました。“
“本当に幅広いですね。Workaway先では主に何語をしゃべりましたか?“
“9割英語で、1割くらいが日本語でした。英語が話せなくても大丈夫です。現地で一生懸命いろんな人と話すことですぐに上達します!“
“日本語や英語の会話相手になってほしいって依頼も多くて、ほんとに会話相手をするだけで楽しかったです。“
“大学でドイツ語を学んでて、ドイツに行ったときに使おうと思ったんですけど、ホストに「ドイツ語を知らないふりして子供たちと英語で接してほしい」と頼まれて英語で話したこともあります笑“
4. Workawayを広める理由
“いろんなお手伝いが体験できるんですね。宮田さんは休学して海外でWorkawayを体験をするとともに、日本でWorkawayを広める活動もしてますよね。なぜWorkawayを広めたいんですか?“
“ふと自分だけWorkawayを楽しんでていいのかな?って思ったのがきっかけでした。自分は運よくWorkawayを知ることができて、そのおかげでいろんな国でいろんな体験ができました。一方で、世界を旅したいけどWorkawayを知らない人もいます。そんな人にWorkawayを知ってもらえたら、みんなもっと気軽に旅に出られると思ったんです。“
<宮田さんはWorkawayを広めるイベントを頻繁に開催しています。ぜひ行ってみてね。>
“それと、Workawayって使うの結構難しいんですよね。でも使い方を調べても字情報がなくて、独学でマスターしなきゃいけないんです。 私はWorkawayを使って三回目でようやく使い方をマスターしました。“
“私がWorkawayを広めて、使い方をアドバイスすることでこれからWorkawayを使う人の時間を節約することができます。自分が苦労した経験をみんなに活かして欲しいんです。“
“自分の苦労をみんなに活かしてほしい...Giveの精神ですね。僕もこのブログで自分の経験をみんなに知ってもらって、役立ててほしいと思って書いています。“
“そして自分でWorkawayを広める活動をして初めて分かったんですが、自分で発信していると、それ以上の情報が手に入るんですね。Twitterで呟いたり、イベントを開催すると、より詳しい人が情報を教えてくれてさらに知識が深まるんです。情報を発信してたら、発信し返してくれるってことに気が付きました。“
“さらに自分の影響でWorkawayを始めた人が50人以上もいて、その人たちがそれぞれの体験を教えてくれます。私が開催するイベントもWorkaway体験者を招待して使い方や現地での体験を話す、とても学びのある会になってます。誰でも参加可能なのでぜひ来てください!“
5. 休学して、Workawayして、広めて、変わったこと
“Workawayを始めて何か変わったことはありますか?“
“すべての考え方の基盤が変わりましたね。“
“今まではいろんなことを損得で考えていたんです。でも海外に行って分からないことだらけで困ってるとき、何もお返しできない私をたくさんの人が助けてくれました。“
“そこで思ったんです。見ず知らずの関係ない人が私を助けてくれる。よし。それなら私も誰か困ってる人を助けようって。海外で助けてもらった恩を誰かに返して、その助けた誰かも、また別の誰かを助けるような、そんな世界になって欲しいなって思ったんです。そうすることでもっと優しい世界になると思うんですよね。“
“とても感動しました。僕も海外一人旅でスウェーデンに行ったとき現地の人の家に泊めさせてもらってご飯を作ってもらったことがありました。自分は何もお返しできないのに優しくしてくれる彼らを見て、僕もいつかこの恩を返そうと胸が熱くなったのを覚えています。“
“僕も休学していて、その決断をするときは勇気が要りました。実際に休学して、Workawayを広めて、何が変わりましたか?“
“私って元々、周りの評価とか反応とか自分が否定されることが怖かったんです。休学してWorkawayをしたり、イベントを開催してたら誰かから「あいつ何してんだ」って冷ややかな目で見られるんじゃないかと思ってたときもありました。でもいざ始めてみると、実は何もなかったんです。“
“何もなかったと言うよりは、そういう否定的な人は自然といなくなっていったんです。こうやって何か活動していると、否定的な人は抜けていって、代わりに応援してくれる、同じ志を持った仲間が集まってくれたんです。“
“実は活動を始めた頃、Workawayの公式アンバサダーとして日本で活動したくて、自分をアンバサダーにしてください!って本部にお願いしてたんです。英語でメールを書いて。でもなかなか返信がこなかったので、自分で団体を立ち上げて活動を始めました。そしてついに公式アンバサダーになることができたんです!“
“すごい...!!!宮田さんの熱意が伝わったんですね!!!“
“これは過去の自分に一番伝えたいことなのですが、周りの目なんか気にせず、好きなことを始めたほうが絶対に人生楽しいです。“
“わかります。僕もブログ書いてるのが大学の友達にバレてバカにされたこともありましたが、黙々と情報発信し続けたらいつの間にか否定的な人はいなくなりました。今では僕の活動を応援してくれる人、そして同じく何か自分でやってる人としか出会わなくなりました。今とても楽しいです。“
“好きなことを続けていれば素敵な仲間が集まります。私もWorkawayに出会って、体験して、広めて、いろんな人に出会えて人生が変わりました。海外に行きたいけどお金がなくて大変という人にぜひWorkawayを使ってほしいです!そして助け合いの輪を広げて、もっとみんなが生きやすい世の中にしたいと、そう思っています。“
“自分が苦労した体験をみんなに活かしてほしい...その熱意に感動しました。“
Workawayという航空券代だけで旅できるサービスを広める宮田さん。彼女のGiveの精神にとても感動しました。
次回はそんな旅の熟練者宮田さんに海外旅行の裏技を教えていただきます。
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