生まれてきてよかった。

 

 

怒涛の2ヶ月が終わった。

 

僕は大学生で、春休みが2ヶ月もある。その2ヶ月をどうにか有意義になものにできないかと思い、読者のみなさんを集め、イベントを6回開いた。

 

 

 

 

約1ヶ月の間にいわゆるオフ会を6回開くのは前例がないのではないのだろうか。しかし、誰もやらないことをやらないと意味がない。

 

僕は、昨日よりも今日、今日よりも明日強くなりたいと常日頃考えて生きている。そのためには、誰かがやったことを後追いしているだけでは物足りない。

 

 

www.nakajima-it.com

 

 

そう思いイベントを6度も開催したが、どれも本当に楽しかった。来てくれたみなさん、本当にありがとう。

 

会の様子については中々まとめる時間がないのだが、#意識高い系中島 で呟いてもらったいくつかのツイートを紹介しよう。

 

 

 

 

特に会の様子については、こちらの京都から歩いて東京まで来てくれたてばさきさんの記事を参考にしてほしい。

 

 

 

さて、イベントの振り返りを多めにしたが、ここから本題に入ろうと思う。

 

僕はこのイベントを通して、読者のみなさんの生の声を聞く事ができた。

 

「中島のおかげで前向きになれたよありがとう

「記事に感化されて、生まれて初めて彼女ができました!」

「あのオススメしていたレストラン、すごいよかった」

「電車で読んで号泣した。人生変わったよ。ありがとう。」

「俺も自分のやりたいことやってやろうって思えたよ

 

僕はこんな言葉をかけられると、本当に涙が出てくる。イベントの時は楽しくてみなさんとお話しするのに必死だが、終わった後に一人夜道を歩いていると、あの感動が蘇って来て泣いてしまうのだ。

 

 

 

 

ジブリで義務教育を終えた僕は、ジブリ映画のキャッチコピーを全て覚えている。

 

もののけ姫は「生きろ。」

ハウルの動く城は「ふたりが暮らした。」

風立ちぬは「生きねば。」

 

である。

 

そして「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子」のあの歌で知られる崖の上のポニョのキャッチコピーは

 

「生まれてきてよかった。」

 

である。

 

f:id:Nakajima_IT_blog:20190402203508j:plain

 

ジブリ作品のキャッチコピーは糸井重里氏が手がけていることで有名だが、このポニョのキャッチコピーは宮崎駿の右腕として知られる鈴木プロデューサーがつけたものだ。

 

このキャッチコピーについて鈴木プロデューサーは以下のように語っている。

 

「宗介とポニョが出会う不機嫌な顔の赤ちゃん。ポニョが機嫌を直してあげるんですが、あの赤ちゃんの出会いのシーンは何を言いたいのか? あの赤ん坊は、『生まれてこなければよかった』と思っているんです。(コピーは)それを逆転させたものです。『生まれてこなければよかった』という一言が、もしかしたら今の時代に重なるかもしれない。だとしたら、その逆を言ってあげることが、一番大きな意味になると思ったんです」

 

<引用元>

https://eiga.com/movie/53305/special/2/

 

f:id:Nakajima_IT_blog:20190402204056j:plain

 

ー『生まれてこなければよかった』という一言が、もしかしたら今の時代に重なるかもしれない。

 

僕自身、自分は一体なんのために生まれてきたのかと自問自答する日々が続いたことがあった。僕に限らず、みなさん一度はそんな経験があるだろう。

 

浪人時代の僕は特に気持ちが沈んでおり、一体僕はなんのために存在しているんだ。ただ飯食ってクソして寝ているだけだじゃないかと、本当にどん底の日々が続いていたことがあり、何もすることがなかった大学一年生の時も不甲斐ない現状にがっくりとうなだれる日々が続いた。

 

 

 

しかしこのブログを書き始め、そしてイベントを開き、実際に読者のみなさんの言葉を聞いて、僕は「生まれてきてよかった。」と、心の底から思えるようになった。

 

この体験は、涙が出るくらい熱くて嬉しいものだ。自分が生み出した自分オリジナルのものが、誰かの人生にとってプラスになっている。こんなに嬉しいことはない。

 

今なら「生まれてきてよかった。」と、僕は胸を張って言うことができる。みなさん、本当にありがとう。

 

そしてイベントは、思いもよらぬ効果を生み出してもいる。僕自身、はじめはどんな人が読んでいるのか知りたくて開いたのがきっかけだったが、それにとどまらず、参加者のみなさんの中で新しいコミュニティが生まれている。

 

イベントの参加者のみなさんで飲みに行ったり、旅行に行ったり、ブログをアドバイスしあったりと、とても面白いコミュニティが出来上がりつつある。

 

そしてこのイベントが、成長の場としても機能しはじめている。毎回僕は語りたい人を募集してプレゼンをしてもらっているのだが、面白いことに毎回語りたい人がいるのだ。

 

しかもいつも前に出るタイプの人ばかりでなく、普段は前にあまり出ないけど、せっかくだからやってやろうと思ってきた人が多い。そして彼らの話はめちゃめちゃに面白いのだ。

 

そして「自分の殻を破る場を提供してくれてありがとう」と声をかけれることもあり、僕はまた、「生まれてきてよかった。」と、心の底から思うことができている。

 

 

 

そして僕自身も、みなさんの話を聞いて、とても勉強になっている。 

 

みんな、心の中に何かしら語りたいものがあるものだ。一人の人間がこの世に生を授かり、10数年、数十年生きてきたのだから、語りたいことが何もないわけがない。その思いをぶつける場としてあのイベントが機能していることが、とても嬉しく、新たな発見でもある。

 

さて、そんなイベントを、今度は4月12日に「ビブリオナイト」と題して本をテーマに開催することにした。

 

 

こんな記事を書くと参加するハードルが高いと思われがちだが、毎回なんとなく来てくれた人がほとんどだ。中には高校生、浪人生もいるし、二留してる大学生もよく来る。社会人の方もほぼ毎回いらっしゃるので、ぜひ気軽に参加してみてほしい。

 

僕自身、本を読むのが好きで、いつか自分でも文章を書いてみたいと思い、このブログを書くに至った。このイベントではみなさんに僕オススメの本を紹介し、皆さんからもオススメの本について話をしてもらえるような、そんなイベントにします。

 

ぜひ興味のある方はTwitterやインスタからDMをください。定員30名を予定しています。ぜひお待ちしています。

 

twitter.com

www.instagram.com

 

「生まれてきてよかった。」 

 

そうみなさんに思っていただけるよう、これからもブログとイベントを頑張っていきます。ぜひよろしくお願いします。

それではみなさん、素敵な1日を。

 

<参考記事> 

www.nakajima-it.com

www.nakajima-it.com

www.nakajima-it.com

www.nakajima-it.com

 

 

 

 

 

 

 

 

Twitterでは爆速で役立つ情報発信をしてます