読書をして自分だけのモノサシを持とう

本と映画

今年のテーマとして読書の素晴らしさを広めたいという思いがあるんですが、なんで読書が大事なのかって言うと、自分だけのモノサシを持てるからだと僕は思っています。というのも今の世の中って、みんな楽したがってるじゃないですか。辛いことはしたくないけど稼ぎたい、キツい筋トレはしたくないけど痩せたい、とか。だからそんな怠けた人をカモにする高額な情報商材とか、効くわけがないウサンくさいサプリとかがバカスカ売れちゃうんですよ。大前提として楽していい思いなんてできるわけないのに、近道があると思ってる人がたくさんいるんですね。ちゃんちゃらおかしい話です。

じゃあなんでそもそもみんなお金が欲しかったり、痩せたかったり、モテたかったりするのかっていうと、そうじゃないのがカッコ悪いって思い込まされてるんですよね。年収低いとダサいとか、太ってるとダサいとか、彼女もいないのはみっともないとか。でもこれって結局他人の評価ですよね。他人というか、テレビとかSNSで、こうなれ！ああなれ！って吹聴する人がたくさんいて、それを見たり聞いたりして、あ、自分もそうならなきゃいけないんだって、そう思い込まされてるわけです。

でもね、ここで読書をしていると、そんな世間の風潮には流されなくて済むんです。読書というか、読書を通していろんな考えに触れて、自分の頭で考える習慣が大事なんです。例えば、僕は今お金をテーマにした本を20冊読むミッションを自分に課しているんですが、一方の本では稼がないと生きてる意味がないみたいに書かれていても、一方では年収200万でも人は幸せに生きられる、みたいなことが書いてあるんです。もし一方しか読まなかったら、お金がないと生きてる意味ない、やばいとなってたかもしれません。もしくは年収200万でも考え方次第でハッピーだよね、ならそれでいいや、ともなっていたかもしれません。でもここで2冊とも読んだことで、僕はどっちの生き方も楽しそうだし、二つを組み合わせたら既存の枠組みにハマらない自由な考え方ができて人生もっと楽しくなるんじゃないかって気づきを得たんですね。

つまり何が言いたいかっていうと、SNSだったりテレビっていうのは何か特定の偏った情報ばっかり流れて来るんですよ。金を稼げとか、マイホームを買えとか、痩せろとか。で、他の情報源に触れようとせず、特定のメディアばっかり見てると、だんだん洗脳されてくる。これはよくない。読書をして、いろんな本を読むことで、世間一般の風潮に流されない自分だけのモノサシを持つことができるんです。

ここで大事なのは読書は何か気になるテーマについてできるだけたくさん本を読むことです。お金について読むと決めたら10冊、20冊は読むとかね。なんでかっていうと、一冊読んだだけだと何となく分かった気がして終わっちゃうからで、10冊、20冊読むべきなのは誰もそんなに読んでないからです。結局、読書最高！なんて言ってる人も10冊、20冊なんてめったに読んでませんから、そこで圧倒的量をこなせばその分いろんな考えを自分に取り込むことができて、より柔軟に考えられるようになります。

僕はこの、とにかくたくさん読んで自分の頭で考えることを意識した結果、世間のくだらない価値観には惑わされなくなってきました。就活なんてしなくてもいいし、友達も少なくていい、収入が少なくても自分にとっての幸せは何かちゃんと分かってるし、お金を稼ぐ方法は実はそこらへんにいくらでも転がってる、なんてことが分かってきました。僕は今、自分だけのモノサシで生きています。他の人がどう言おうが関係ない。これは僕の人生なんです。自分のことは自分で決めます。

こんな感じで読書をして自分のモノサシを持てば、もっと人生楽しくなります。詐欺にも引っかからないし、周りと比べて焦ることもない。ぜひみなさんも読書を通して自分のモノサシを持ってみてください。

 

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それでは素敵な1日を。

 

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