【お金について考える】本当に儲けられる方法なら誰にも教えないという大前提

質問箱に寄せられる投稿で、最近お金関係のものが多くなってきた。

それだけ皆さんにとってお金の問題は重要であり、僕自身お金は命の次に大事なものだと思っている。

 

特に多いのはこのような質問だ。

 

 

f:id:Nakajima_IT_blog:20180602111359j:plain

 

f:id:Nakajima_IT_blog:20180603113434j:plain

 

 

大学生は何かとお金がかかる。

学食や外でランチを食べればお金がかかり、飲み会では大してうまくもない料理と酒に3000円が飛び、服やら何やら買っていたら万単位でお金が飛び、旅行なんぞに行ってしまえばあっという間に一文無しになってしまう。

 

その金欠状態を脱するべくバイトに勤しんでいるのが今日の多くの大学生の姿だろう。

 

しかしふと感じたことはないだろうか。

コンビニでレジ打ちしている時、飲食店で皿を洗っている時、塾で中学生を教えている時...一体僕はなんのためにバイトしているのかと。

 

僕はずっと思っていた。

なんなら初めてバイトに行った初日に「バイトなんて馬鹿らしい」と思った。

 

だって対して面白くもない仕事に時間を吸い取られるのだ。

僕ははじめ塾のバイトをしていたんだけど、研修中は最低時給しかもらえず、残業分は給料がでず、授業中の時給は高いものの結局は他のバイトと変わらないような稼ぎだった。

 

「こんなのやってられるか」とブチギレた僕は大学一年生からバイトせずにお金を稼ぐ方法を真剣に考えた。いろんなビジネスにチャレンジし、自分で資金を集め、何度も何度もトライしては失敗した。試してみたビジネスの数は優に30を超えるだろう。

 

とはいってもビジネスなんて呼べるほど大したものではないけど。

 

そのほとんどが失敗に終わったが、いくつかはうまくいった。

結果、僕は今現在バイトをしなくても何とかなる生活を送っている。

 

今回はどうやってお金を稼げばいいのか、その方法を具体的に教えるつもりはない。

それはいわゆる情報商材というやつでそんな胡散臭いことはさすがにできません。

 

ただこういう考え方に変えれば自ずとバイトとか怪しい勧誘に対する見方も変わってくるよね?とささやかなアドバイスを送りたいのだ。まずその前編として先ほど紹介した怪しいDMや勧誘に騙されないような心構えから書いていこうと思う。

 

いつかまとまったら続編もアップする予定だ。

 

 

 

 

 

うまい話なんてどこにもないという大前提

まず僕が強調したいのはこの世にはうまい話なんて存在しないということだ。

いや、そんなの分かってるから他のこと教えろやと焦る気持ちもわかるがちょっと待ってほしい。

 

僕の周りにも最近バイトをやめて自分で稼ごうとする人たちが増えてきた。彼らはアプリを作ってみたりだとか、スキルを活かしてデザインの仕事を始めたりだとか、強みを活かした挑戦を始めていた。

 

このようなビジネスは本人の力量によるものが多く、力がなければ続かない。

そんな何か特技もなくどうやってビジネスを始めればいいか分からない人たちに狙いを定めているのがいわゆる”マルチ商法”である。

 

Twitterで突然やたらフォロー数が多く、キラキラ生活アピールがすごい人にDMを送りつけられたことはないだろうか。

 

こんな感じの。

 

 

間違いなくこれは情報商材である。 

 

情報商材ビジネスとは稼げるメソッドを売りつけるマルチ商法のことで、僕は愛読書の闇金ウシジマくんでこのビジネスを知った。

 

 

 

 

闇金ウシジマくんの魅力についてはまた別の機会に紹介しようと思う。

この闇金ウシジマくんフリーエージェントくん編は何のスペックもない派遣労働者がカリスマネットビジネス家”天生翔”に憧れ情報商材にハマっていく様子を描いた人気のエピソードだ。

 

ここで扱われる情報商材とは先ほど触れたように”こうすれば月収100万円達成なんて楽勝!”みたいな稼げるメソッドを詰め込んだものだ。

 

天生に憧れたセミナーの受講者は、それを買えばお金持ちに慣れると盲目的に信じ込み、1セット300万もする高額な天生の顧客リストを買い、まんまとお金を吸い取られていく。

 

そしてセミナー受講者は天生と同様に稼げるメソッドを押し売りすることで一応は稼ぐことができる。

 

 

 こんな胡散臭い広告をみたことはないだろうか。

僕は実際に送られてきたこの手の類のDMを物見たさでクリックしたらまさにこんなサイトに飛ばされた。

 

この情報商材を買えば何割かが売り手本人に入り、残りはトップにいる天生に儲けが回るという仕組みである。完全にネズミ講と同じ手法だ。

 

そして稼ぎが出たとしてもすぐに天生が売りつけてくる新たな商材を買わされるため、一向に本人はお金持ちになれない。

 

そんな感じで天生の信者は次第に借金を重ね、ついに天生の化けの皮も剥がされるというのがフリーエージェントくん編のストーリーだ。

 

話を元に戻そう。

先ほど胡散臭いDMの話をしたが、普通はこんなものに誰も食いつかない。

バイトしてれば一応稼げるし、何だか怪しいから即ブロックが普通である。

 

しかしバイトなんてせずに稼ぎたいだとかスマホ一つで電車乗りながら稼ぎたいと思っている人はごく稀にこの罠にハマってしまうのだ。

 

 

ここでみなさんに心に止めておいてほしいのは、

”本当に儲けられる話なら誰にも教えない”

という大前提である。

 

一体なぜどこの馬の骨だか分からない自分にスマホ一つで月収30万円稼げる方法を親切に教えてくれるのだろうか。

 

一体なぜ性格も顔も分からない自分にいきなり起業の話を持ちかけてくれるのだろうか。

 

 

仮に自分が稼いでいる側の立場だったら絶対人に教えるようなことはしない。

これは僕の心が狭いからかもしれないけど、自分と同じように他人も稼ぎ出したら自分の取り分が減ってしまう。さらに人に教えるとなるとその労力もかかり、いいことなんて何一つとしてないのだ。

 

こんな感じで何か怪しいなと感じたらもし自分が相手だったら...と考えてみることはとても大切である。

 

とにかく本当に稼げる方法ならそんなもの誰にも教えないのが普通なのだ。

 

これがまさに騙されないためのマインドである。

そんなの絶対大丈夫と思っていても油断していたらいつ足元掬われるか分からない。

 

楽して稼げる方法など存在しないのだ。

 

このことを忘れずに楽しく毎日を送っていただきたい。

 

peing.net

twitter.com

Twitterでは爆速で役立つ情報発信をしてます