メルカリの未来はアメリカとメルペイに託された【就活生がIR資料解説してみた】

 

 

人材系の話でいうと、メルカリは「メルカン」という、実際に働く社員を取り上げたメディアも展開している。メルカリで働いたらどんな感じなのか、これを読むだけでかなり分かるのではないだろうか。

mercan (メルカン) | メルカリの「人」を伝える

メルカリの新卒採用担当者が、新卒メンバーの入社当時から現在までを探っていく特集企画。ファーストキャリアとしてメルカリを選…

 

話を戻そう。メルカリの本業であるアプリでの売買は高い成長を続けている。

MAU(=Monthly Active Users)は1ヶ月のアクティブユーザー数で、YoY(=Year over Year)は前年比を表す。

なんでこんな意味わからん単語ばっかなんだ。「前年比」でええやん。

 

 

ちなみにカテゴリ別で見ると、GMVに占めるメンズや家電、スポーツの%が高まった。

 

またわけわからん単語がなんだGMVって。

ググると"Gross Merchandise Value"=「総流通総額」のことらしい。

つまり簡単に言えばメルカリの全ユーザーの購入代金の総額ってとこだ。

 

やはり今までは女性がいらなくなった服など売るのがメインだったが、男性ユーザーが増え商品のバリエーションが豊かになったということだ。

 

 

続いて僕が愛用しているメルペイについて。

サービス自体は2019年2月に始まり、IDに対応からのQRコード決済という順番で進化していた。知らなかった。

6月の時点で200万人が登録しているらしい。すごい。

PayPayは開始10ヶ月で1000万人を突破したのでそれと比べると若干遅い気もするが、メルペイの強みは先ひど触れたMAU1350万という膨大なユーザー数だ。

1ヶ月でそれほどまでの人数が使っているのだから、彼らにメルペイの便利さを十分に伝えることができれば利用者数は爆増するはずだ。

 

 

 

上のスライドを見ると、次の1年間はさらなるユーザーの拡大と、メルカリとのシナジーを強める投資をメインに行い、収益化はそれ以降になるとのことだ。収益化はやはり決済情報を扱ったデータ事業だ。

圧倒的なデータ量を集められるようにするためにも、金をばらまいてもいいからより多くの人に使ってもらうのが重要なのだ。

今やってる登録すればお互い1000円もらえるキャンペーンもそれだ。

 

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