《決戦》カジノでベーシックストラテジーのみを頼りにブラックジャックで勝負してきた

以前この記事で紹介しました本企画。先週カジノに行ってまいりましたのでその報告をいたします。

 

www.nakajima-it.com

 

カジノで勝負を挑むにあたり、貧乏大学生の僕の資金力では一瞬で終わってしまう恐れがありましたのでPOLCAで支援を募りました。

 

結果は......

 

2000円!!!

 

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もうちょっと集まるかな...と思いましたがまだまだ僕のコンテンツ力が足りないのでしょう。それでも多くの人に記事を読んでいただき、その上支援までいただきました。ご協力ありがとうございました。

 

 

 

さて、今回僕が行ったカジノは、サイパン島にある”Imperial Palace Saipan”です。

 

 

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中国資本のホテルの中にあります。このギラつき感がとてもチャイナっぽいです。

ちなみにこのホテルで完成しているのはカジノ部分のみで、この裏は鉄骨むき出しで大型機械がウワンウワン唸りながら絶賛稼働中でした。

 

さて早速カジノで勝負。と行きたいところですが、まずは様子を見るために見学することにしました。

 

ちなみにカジノ内は全面撮影禁止です。エントランスで写真を撮ろうとしたところお兄さんに止められました。どんな感じかはこちらのホームページで確認することができます。(以下のカジノ内の画像はこちらから引用します)

 

 

japan.mymarianas.com

 

さあ人生初カジノ。まず会員カードを作りました。

 

 

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カジノは21歳から入ることができます。入場の際のチェックがとても厳しく、特にアジア系の若くみられがちな人はパスポートを持っていかないと入れてくれません。僕もガードマンの方に毎回パスポートを要求されました。

 

さあ念願のカジノ入場。

内装は超ド派手でした。

 

 

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壁一面金ピカです。天井も高く、とにかくゴージャスでした。

 

 

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あたりを見回すと、人人人。実はこのサイパンは近年日本からの旅行客が激減。2018年5月には成田からの直行便がなくなるなど活気を失いつつある島なのです。ですが一方で韓国や中国からの観光客が増加し、カジノもそれらの国からの観光客がほとんどでした。

 

初めて見る光景に圧倒されながらも中を歩きます。

 

ビールを飲みながらバカラに興じるおじいちゃん。

タバコを吸いながら大小に挑む派手な服装のおばさん。

貧乏ゆすりをしながらスロットを黙黙と続ける若いにいちゃん。

 

彼らのもつチップが次々にテーブルに置かれ、ディーラーとの勝敗で減ったり増えたり、ものすごい速さで勝負が繰り広げられています。

 

僕はブラックジャックでのみ勝負をする予定でしたのでそのテーブルの方に行きました。

 

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カジノのテーブルにはそれぞれ最低ベットというものがあって、ブラックジャックは10ドル、25ドル、50ドルのテーブルがありました。

 

やはりみんなリスクが高い勝負を避けるのか、10ドルのテーブルに一番人がいました。そこで勝負している黒人の筋骨隆々のにいちゃんの後ろに立って、勝負を眺めました。

 

まずはじめに、各々が賭けるチップをテーブルに置きます。

その兄ちゃんは50ドルのチップ、その隣の友達も50ドル、他の人は10ドル、20ドル程度を賭けます。

 

さあ勝負開始。ディーラーがプレイヤーにカードを配ります。兄ちゃんのカードは10と4。なかなかに弱い手です。

 

ディーラーの一枚のカードは6。

 

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ベーシックストラテジーに法るならばここは”ステイ”、引かないという選択を取るべきですが、彼は机を二回タップ。ヒットのジェスチャーです。ディーラーが配ったカードは9。

 

10+4+9=23>21でバーストです。

 

この間わずか1分。

兄ちゃんの50ドルがあっという間に持ってかれてしまいました。かなりイライラした様子の兄ちゃん。手持ちのチップは残りわずかになってました。どうやらここまでずっと負けっぱなしのようです。

 

テーブルをどんと叩くと彼は席を立ちました。もう諦めて帰るのかなと思いきやなんだか隣の友達ともめています。そのまま荷物を置いてどこかに行ってしまいました。

 

彼を置いてゲームは続きます。どうやらディーラーに風が吹いているらしく、プレーヤーは負けっぱなしでした。また勝っちまったよ。そんな顔をしながらディーラーが得意げにカードを配ります。他の人も風がこちらに向くのを待とうと、最小ベットの10ドルで勝負を続けます。

 

そこにさっきの兄ちゃんが戻ってきました。なんと手には大量の紙幣を握っています。また勝負を挑もうというのです。さっきのいざこざはどうやら友人がもうやめとけと彼を止めていたようです。呆れた顔の友人をよそに兄ちゃんはディーラーに紙幣を渡し、機械で偽札じゃないか確認されたのち、チップと交換されました。その額なんと2000ドル。日本円にして20万円以上です。

 

さあ勝負再開。兄ちゃんの男気に感化されてか、中国や韓国のおじさんたちもベットを増やし始めました。そして兄ちゃんが賭けたのはなんと100ドル。一回の勝負で一万円以上賭けだしました。

 

その後もものすごい速さで勝負が繰り返されます。プレーヤーのチップは増えたり減ったり。兄ちゃんは賭ける額を増やしたり減らしたり工夫していましたが、徐々にチップが減っていきました。見ててわかったのが、確実に勝ちを積み重ねていたのが中国人らしき70代くらいのおじいちゃんということでした。彼は大きな勝負はせず、ずっと10ドルを賭けています。彼の戦術はベーシックストラテジーには法っていませんでしたが、勝ち負けを繰り返しながら確実にチップを増やしていました。観客の目はさっきの黒人のにいちゃんに向いていて、彼の勝敗に一喜一憂していました。その裏でおじいちゃんは少しずつ勝ちを重ね、口元に小さな笑いを浮かべながら勝負を楽しんでいました。

 

結局30分後にはさっきのにいちゃんが持っていた2000ドルは500ドルにまで減り、彼は友達とテーブルを後にしました。ブラックジャックは好きなタイミングで勝負に参加でき、好きなタイミングでいつでもやめることができます。おじいちゃんはビールを飲みながらまだ勝負を続けていました。

 

僕も見たいものは見られたのでテーブルを後にしました。

初心者の僕が入るにはゲーム展開が速く、慌ててミスをしそうだと判断し、勝負は次の日の朝にすることにしました。ここのカジノは24時間営業です。僕がいたのが夜の23時くらいで、これからピークを迎えるそうでした。

 

ー必ず勝つ。

 

僕はそう心に誓い、ホテルに帰りました。

 

 

 

 

翌朝9時。勝負の朝です。昨晩のうちに作戦を立てておきました。

 

まず支援いただいた2000円はすでにドルに換金済みで、簡単のため20ドルとして扱います。昨晩見た通り、20ドルは最低ベットの10ドルの勝負に二回続けて負けたら1分程度でなくなってしまいますので、自分の軍資金30ドルと合わせて合計50ドル持っていくことにしました。

 

作戦は、ベーシックストラテジーに則る他に、手持ちがゼロになったら追加融資せずにやめることに決めました。

 

さあ決戦の時です。

 

 

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昨夜の盛り上がりからは一転、朝のカジノには人がほとんどいませんでした。

テーブルもいくつかしか開かれていません。ブラックジャックのテーブルに日本人と思しきおじさん二人が座って勝負をしてましたので、そこにつきました。

 

こちらをちらっと見て微笑むディーラー。彼に大切な50ドルを渡します。

下手したら五連敗してあっという間になくなってしまいます。その間5分もないでしょう。

 

僕の50ドルは5ドルのチップ10枚になって戻ってきました。

ディーラーがカードを配り始めます。

 

僕は5ドルのチップ2枚をテーブルに置きます。隣のおじさんはやはり日本人で、”俺は大きく出るわ”といい100ドルを置きました。

 

さあ勝負開始。

 

ベーシックストラテジーに基づいてアクションを選択します。はじめにきたカードはAと8。なかなか強いカードです。

 

対するディーラーのカードは9。

 

僕は手を二回振り、ステイを選択します。

ディーラーのヒット。

出てきたカードは9。合わせて18。

 

僕の手札はAと8で19なので僕の勝ちです。

賭けた5ドルが10ドルになって返ってきました。

その間わずか30秒

 

たかが5ドルですが、これが100ドルだったら一瞬で100ドル稼げてしまうわけです。なんとも恐ろしい。

 

その後もベーシックストラテジーの通りに勝負を進めます。

 

実際にやって見てわかったのですが、意外にもチップは小さく賭け続ければすぐになくなることはありません。僕は終始10ドルで賭け続けました。一回残りチップが20ドルまで減って焦りましたが、その後勝ちが回復。一時90ドルまで増えました。朝に来たおかげで人が少なく、のんびり集中してゲームを楽しむことができました。

 

一方、おじさん二人は昨日いた黒人のにいちゃんのように大きく賭けては大きく負け、たまに勝っても負けが続くという状況を繰り返し、頻繁にお金をおろしに行ってました。見た感じで1万ドル近くは失っていた気がしました。一体なんの仕事している人なのかすごく気になりましたが真相は明らかにされませんでした。

 

僕はその後も勝ったり負けたりを繰り返し、負けが続くようになったところで勝負をやめました。経験上、自分は賭け事に向いていません。勝負事に執着することが多く、UFOキャッチャーで狙った台にかじりついて数千円溶かしたり、闇雲に投資をして損を出したりと、運もそんなにないためいずれ手持ちを失うことはよくわかっていました。

 

 

結果的に手元に残ったのは80ドル。はじめに持って行ったのが50ドルでしたので30ドルの勝ちです。日本円にして約3000円をたった30分で稼ぎました。これがもし500ドル持って行ってたら...と考えるともっと稼げたのではと欲が出ますがその逆も然り。

30分で50ドル失う可能性も十分あるのでやはりギャンブルは恐ろしいものです。

皆さんも参加される際は、いくらまで使うと決め、ここまで勝ったら勝負を切り上げるなどルールを決めていくのがいいと思います。

 

もし今度行ったら他のゲームにも挑戦してみようと思います。

 

以上カジノの戦績報告でした。勝ったお金はこれからの記事に役立てていこうと思います。

 

皆さんご協力ありがとうございました!

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