アウトプットばかりだとメンタルが死んでしまう

 

 

 

最近気が付いたのだが、どうやら毎日記事を書いていると、だんだんとメンタルが弱ってくる。

 

この1年間は大学を休学してブログをはじめ企画などの活動に注力することにし、日夜自分のやることに追われている。

 

毎日記事を書いては次の企画を練り、いろんな方面と連絡を取り、また記事を書き、とても楽しい充実した毎日を送ることができている。

 

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ただ一方で、何だかメンタルが弱ってきた気もしていた。

 

確かに時間のある限り記事を書いて企画を練るのは楽しい。しかし一日の終わりとともに充実感もある一方で、自分がしぼんでいくような感覚に襲われていた。

 

自分がしぼんでいく感覚。

 

これは一体なんだろう。

 

 

 

 

今日久々に本を読んだ。

 

あとでブログで紹介しようと思うのだが、この本がもうたまらなく面白く、声を出して爆笑してしまった。文章の構成から独特な比喩、テンポよく繰り広げられる会話。全てが面白い。

 

ついつい夢中になってしまい、やらなくちゃいけないことを放置して夜遅くまで読み込んでしまった。

 

いつもなら「一体何やってんだ。やることあるのに。」と自己嫌悪に陥るところだが、どういうわけかとても気分が良かった。何だが1日がとても充実したような気分になっていた。

 

そこで僕は気が付いた。

 

あ、いま僕はインプットしたんだ。と。

 

 

 

 

ここ最近、僕はずっとアウトプットしかしてこなかった。

 

記事を書いて、イベントを開いて、その繰り返し。確かにそれはそれで楽しいのだが、自分が持っているものを外に出し続けていただけだった。

 

これこそが自分がしぼんでいく感覚の正体だったのだ。

 

自分が知っていること、考えていること、経験したことを文字に起こし、言葉に出し、外へ伝える。この行為はもちろん大切なものだけど、それが続くと自分というものがどんどん外に出ていって、しぼんでいくように感じてしまう。

 

今回久々に本を読んだことで、しぼんだ自分の中に新たな空気が吹き込まれた気がした。

 

こんな面白い言い回しがあるのか。

こんな可笑しな比喩があるのか。

こんなめちゃくちゃなやり取りってありかよ!

 

みたいに。久々に学ぶことができたのだ。

 

アウトプットばかりしていると、インプットすることを忘れがちになる。

 

やることが山ほどあり忙しい日々を送るのはそれはとても幸せなことだが、ずっとアウトプットだけしていてもメンタルが死んでしまうのだ。

 

時折新しい知識を本やら映画やら、人と話すことで取り入れると、自分が豊かになるとともに、メンタルがかなり救われる。

 

これからは1日に1,2時間、いろんなものを読んだり見たりしてインプットする時間も設けようと、久々に読んだ本に感動しながらそんなことを考えた。

 

みなさんもアウトプットとインプットのバランスを大切にしてみてください。

 

それでは素敵な1日を。

 

 

 

 

 

 

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