念願の九份で感じたこと

 

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十分でランタンをあげ終え、電車に乗り瑞芳駅まで戻る。次に目指すは念願の「九份」。

ググってみると、どうやらバスで行けそうだ。

Google Mapでバス停を見つけ、待っていると、すぐにバスが来た。

 

 

これで合っているのだろうか。学校帰りと思しき学生がたくさん載っていた。

Google Mapによればこのバスで合っているらしい。

 

バスに観光客は全くいなかった。ただの地方のバスに乗るのは不思議な体験だ。

海外から来た観光客が、東京から離れたただの住宅街を走るバスに乗ったらこんな気持ちになるんだろう。

 

僕らにとっては見知らぬ土地でも、そこにはずっと住み続けている人たちの暮らしがある。

 

買い物帰りのおばちゃん。

部活のジャージを来た中学生。

子連れの主婦。

 

世界中どこに行っても、その土地に生きる人の暮らしがある。

その一面を垣間見ることができたとき、「そうか。みんな同じように、生きているんだ。」

という静かな感動が味わえるのも海外旅行の醍醐味だと思うのだが、これは行ってみなくては味わえない。

 

さて、バスはあっという間に九份についた。

小雨が降り、気温は低く、日没が迫っていた。

 

 

そしてあたりが暗くなるにつれ、九份の街は、煌々と輝き出す。

 

 

そうだ。これが九份だ。僕が見たかった、街並み。

 

 

赤い提灯がどこまでも連なり、高低差のある土地に、所狭しと店が並んでいる。

 

 

少し歩くと、見晴らしのいい場所に出た。

 

 

遠くに港が見える。そうか、九份は海に近いのか。

 

丘の斜面に様々な店が並び、霧が立ち込める九份を明るく照らしていた。

 

お腹が減ったので、近くにあったお店に入った。

実はこのときほとんど現金が切れており、クレジットカードで決済できるお店を探したが、残念ながら見つけることができなかった。

 

 

おこわを食べる。結構量があった。

 

さすがは一大観光地。日本人が多い。

街が臭いと聞いていたが、自分はちっとも臭くなかった。

 

 

1日で十分と九份を回ることができた。

実は僕は、このまま空港に向かい、日本に帰らなくてはならない。

 

ただ、さっき言ったように現金がない。

 

台湾はまだまだ現金しか使えない場所が多い。飛行機の時間を考えると、電車でのんびり帰るとギリギリになってしまうため、バスに乗ることにした。

 

Google Mapで調べどうにか乗り込む。しかし、なんと、座れず。

 

 

1時間くらい乗るのに立ちはキツい。しかも山を下るので結構揺れた。

 

20分くらい走ったところで途中で降りたひとがいて座ることができた。

 

台湾の山の中を、ただひたすらに走る。

街灯も少なく、真っ暗。

いま自分が台湾にいることを忘れてしまいそうだ。

 

聞こえるのはエンジンの音と、疲れて寝ている観光客の寝息だけ。

 

国も様々。

アジア系から、ヨーロッパ、中東系、ラテン系などなど。

 

世界中からいろんな人が九份に集まり、あの赤い提灯の街並みに息をのみ、そして彼らの居場所に戻っていく。

 

当たり前のことだが、こうやってみんなぐっすり寝ているのを見ると、国は違えど、我々は同じ人間なんだという不思議な感覚に襲われる。

 

 

 

そして無事に台北市内に到着。

ただここで現金を使い切ってしまい、空港まで向かうお金がないので、レートが悪いデパートの中で両替し、なんとか電車に乗り込んだ。

 

 

台湾は、一人で旅行するのにも、友達や恋人と旅行するのにもとてもいい場所だ。

ご飯は安くて美味しく、日本語もけっこう通じるし、それでいてTHE中華といった異国情緒溢れる街並みを楽しめる。

そして人がみんな優しい。

 

 

僕は海外一人旅がもっと広まってほしいと思っている。

一人で行くと、全てを自分で決めることになる。

 

どこに行っても、いくらお金を使っても、全て自由。

そして、逃げ場がない。

 

料理を頼みたいなら、自分で手を挙げ、話さなくてはならない。

友達が作りたいなら、自分で話しかけなくてはならない。

絶景が見たいなら、自分で調べ、動かなくてはならない。

 

誰も知り合いのいない、見知らぬ土地で一人。

 

それってすんごい、ワクワクするんだ。だからみんな、一人旅に行こう。

 

 

おまけとして、台湾のオススメのレストランの記事も書こうと思っているので、お楽しみに。

 

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