アメリカ旅行第1章 ロサンゼルスのアートを探しに

長いフライトを終え、飛行機がロサンゼルス国際空港(LAX)に到着した。

このとき、2月末。新型コロナウイルスの影響で入国審査が厳しいかと思ったが、特に変わったことはなくすぐに通過。

ついにアメリカに来た。初上陸だ。紆余曲折を経て当初とは違う経路できたが、おかげで体調も良好。これから始まる旅に胸が高鳴る。

意識高い系中島diary

2月末から1週間くらいアメリカ旅行に行ってきたのですが、当初は中国乗り換えの便で向かう予定でした。しかし新型コロナウイル…

 

まずターミナルを出て、ロサンゼルスのダウンタウンまで行けるバスに乗った。片道1000円程度で安い。Wi-Fiもついていて快適だった。

30分ほど乗り、ユニオンステーションという様々な路線が乗り入れる駅に到着。ここから地下鉄に乗り、まずホテルを目指す。

地下鉄はSuicaのようなカードを購入して乗った。回数券と一日乗り放題があったが、今日は何度か乗る予定だったので乗り放題にした。

地下鉄は治安が悪いと聞いていたが、この時はまだ午前11時で特に危険な感じはなかった。10分ほど乗り、ホテル最寄りの駅に到着。

今回泊まるのはこちらのシェラトングランドロサンゼルス。

シェラトン グランド ロサンゼルス(ロサンゼルス)– 2020年 最新料金

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せっかくのアメリカ旅行なのでいいホテルを取ってみた。ちなみに愛用しているSPG AMEXのおかげで無料で泊まることができた。最高の旅のスタートだ。

少し休憩してランチを食べにいく。ホテルを出てすぐにある通り。この日は平日で、人通りがかなり多かった。

向かった先は、ホテルの目の前にあるThe Counterというハンバーガー屋に来た。そう、アメリカと言えばハンバーガーだ。Google Mapでとても人気で、東京にも進出しているらしい。

ノーマルなハンバーガーセットを注文。そして出てきたのがこのサイズ。

で、でかい。さすがアメリカだ。そしてとにかく油ギッシュ。オニオンリングにチーズにフライドポテトにシェイク。どれも主張が激しい高脂質な食べ物ばかりだが、これがたまらなく美味い。

長旅で疲れた体に染み渡るパンチの聞いたアメリカンなフード。こいつはやべえ。とんでもないところに来ちまったもんだ。日頃から体を鍛え、健康な体を保っているが、アメリカの食生活でそれを維持するのは困難に思える。こんな美味しいものが溢れてたら毎日でも食べてしまう。

最初はぺろっと全部食べられるかと思ったが、予想以上に量が多く、かなり満腹になった。お値段2000円。ランチとしては高い。これもアメリカ価格だ。

腹ごしらえを終え、ロサンゼルスの街を散策する。電車に乗って向かった先は、僕がずっと行ってみたかった場所 ウォルトディズニーコンサートホール。

この特徴的な外観。世界的に有名な建築家フランク・O・ゲーリーの作品である。僕は建築がずっと好きで、旅行先では必ずその街で有名な建築を調べる。そしてこのロサンゼルスには、このグニャグニャなフォルムで有名なゲーリーの代表作があるのだ。

何度も本で見たこの建物だが、やはり自分の目で見たかった。想像より遥かに大きく、圧倒的な存在感を放っている。

そしてすぐ隣にあるのがThe Broadという美術館。1億4000万ドルかけて作られたこの建物も奇抜なデザインだ。

中の展示も無料で見ることができた。これはジェフ・クーンズというアーティストの作品。26億円で作品が落札されるなど、現役のアーティスト界でもトップクラスの知名度を誇る。

これは彼の代表作の一つ。一見巨大なバルーンアートに見えるが、ステンレスでできている。

このマイケルジャクソンの像も彼の代表作だ。

他にもいろいろな作品が展示されていて、サイズも大きな物が多く見ていて飽きない。

旅先でよく美術館を訪れるのだが、特段、何か芸術に詳しいわけではない。なんとなく見て、なんとなくすごいなーと思う、それだけだ。

ただ、一人、異国の地で得体の知れない巨大な作品を前にするというのは結構ゾクゾクする体験で、なかなかに楽しい。

一体この作品のどこにそんな価値があるのか全然わからないけど、巨大な得体の知れない怪物が目の前にムクっと現れたような、そんな非日常感がいいのだ。

 

海外に行く度に思うのだが、別に海外旅行をすることはすごいことでもないし、ただ好きだからするものだと思う。それは読書や筋トレと変わらない趣味みたいなもので、人に自慢するものでもない。「みんなに海外旅行を勧められるけど、自分は興味がない。行った方がいいのか。」といった質問がたまに来るが、行きたくないなら行かなければいい。海外に行かなくてもなんの問題もなく生きていける。

ただ、それでも僕は海外旅行が好きだ。それはインスタに食べたものや美しい景色を上げて自己顕示欲を満たすためではない。よく知らない土地に行って、苦労しながら現地の言葉で人と話して、そこでしかできない体験をする。この非日常感の虜になっているのだ。

行ってみたかったロサンゼルスで憧れの建築を前にし、この旅への期待が高まった。

さて次はどこへ行こうか。

...とここで、とてつもない眠気が襲ってきた。時差ボケだ。今は現地時刻で15時だが、日本は朝の7時。飛行機で十分に眠れたはずだが、それでも疲れが一気に押し寄せてきた。

立っているのもしんどいくらい眠い。まだ旅は始まったばかりだ。無理はよくない。そのまま元きた道を戻り、地下鉄に乗りホテルに戻った。

そのままベッドに倒れ込み、僕は深い眠りに落ちた。

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